
Amazonの電子書籍読み放題サービスのKindle Unlimitedをお得に利用するための6つのコツをまとめました。
- Kindleアンリミテッドとは?
- ほしい物リスト機能で読みたい本リストを作っておく
- 本選び&本探し
- 漠然とでいいから目標やテーマを決めて目的のある読書をする
- 読んだ本は書名とキーワードだけでもメモとスクショ
- 必要に応じて解約と契約を
- 色んな本の乱読&速読にはKindleと比べてタブレット端末がオススメ。
- まとめ
Kindleアンリミテッドとは?
KindleアンリミテッドはAmazonが提供するサービスで、Amazonが指定する話題のベストセラーや新旧様々なジャンルの本や雑誌、専門誌、マンガや写真集の電子書籍を読み放題できるサービスです。
一度に10冊までダウンロード可能で、ダウンロードした本はKindleやKindleアプリをインストールしたタブレット端末や携帯電話、パソコンなどで、飛行機や出先などオフラインで読むことができます。
本記事ではKindle Unlimitedをお得に効率的に使うコツをご紹介します。
ほしい物リスト機能で読みたい本リストを作っておく
読みたいKindle Unlimited本はなかなか見つからない
Kindle Unlimitedには話題のベストセラー本が数多くありますが、それでも読みたい本が見つからない!と路頭に迷うこともしばしあります。
一方で、いい本を見つけると芋づる式にいい本と出会えたりします。
そう、Kindle Unlimited でいい書籍と出会うのはまるで鉱脈を探し当てるかのような作業なのです。
この鉱脈探しにかける時間を省くために、Amazonのアカウントで「読みたいものリスト」を作っておくことをお勧めします。
「ほしい物リスト」機能を使って読みたい本リストを作る
「読みたい本リスト」の作り方はとっても簡単。
①「ほしい物リスト」編集画面に行く。
まず、メニューバーから「アカウント&リスト」をクリックしてプルダウンメニューを表示させ、「ほしい物リスト」 のページに行きます。または直接「ほしい物リストを作成する」をクリック。
②ブックマーク用に新しいリストを作ります。
リスト名はデフォルトのままの「ほしい物リスト」や「アンリミテッド」など、自分でわかればなんでもいいと思います。
作成したリストは必要に応じて公開範囲を非公開に設定しておくと安心です。
③リストに本を追加
興味のあるKindle Unlimited対象の本を見つけたら、 ブックマークがてらどんどん追加していきます。
④リストから本を読む
読みたい本が見つからない時にこのリストを参照すればいいだけです。
リストに入れる段階ではまだ鉱脈か、「あたり」かはわかりませんが、リスト化しておけば読む本を探すストレスの軽減になります。
本選び&本探し
レビューは本は星の数よりもレビューの数を参考にするとハズレが少ない
3人の評価が星五個★5 (3)の本と、200人の評価が星3.5個★3.5 (200)の本だったら、私は後者の星の数よりも評価数の多い方を読みます。
なぜなら星5つの方は、一部の偏った読者(知り合い?)からの評価の可能性があるからです。
まぁ読み放題ならチャレンジャーになるものいいとは思いますが。
人に勧められた本はとりあえず読んでおく
人に勧められた本は取り敢えずダウンロードして、飛ばし読みでも読んでおくといいことがあります。
そして勧められた本が古典的名著の場合は更に当たり率が高いでしょう。私の場合はデイル・ドーデンの「仕事は楽しいかね?」がヒットでした。
仮に勧められた本がハズレでも、本を勧めた人に「読んだよ」と報告すると喜ばれます。よって実質的にハズレが無いのです。
自費出版vs出版社
自費出版でなく 出版社から出版された本というのもある程度の品質を保証する目安になります。
〇△研究会や、Twitterのハンドルネームのような著者名の書籍はネットに書いていそうなことの寄せ集めであまりに役に立ちませんでした。
しかし自費出版でも質のいい本もあります。
私はKindle Unlimited で試し読みをして気に入った自費出版の本を2冊購入しました。
自費出版で良かった本は、本業の人のものがほとんどです。
例えば、もともと漫画家の場合や、公的な研究機関に所属している人たちの本でした。
漫画家さんは出版社の都合で出せなかった作品の短編集を、研究者は出版社を介すよりも安く専門書を出版できるということで自費出版を選んだようです。
漠然とでいいから目標やテーマを決めて目的のある読書をする
ネットサーフィンをするように好きな本*1を読むのはもちろん楽しいですが、漠然とでいいから目標やテーマを決めて目的意識を持って読書をすると収穫の多い読書体験ができます。
私はテーマを「健康・筋トレ」「プログラミング」「お金*2」「ファッション・美容*3」に設定して読んだ本は本当に勉強になりました。
Kindle Unlimitedには入門的な一般書籍が多いですが、思わぬニッチな専門書がUnlimited対象だったりもするので、「Kindle Unlimitedは大衆向け」と割り切らずに探してみることをオススメします。
読んだ本は書名とキーワードだけでもメモとスクショ
Kindle Unlimitedは、一度アカウントを退会すると読んだ本リストが全てリセットされます。
考え方によっては、永遠に残る購入履歴とは違うので、興味の赴くままに自由な読書ができ(←アダルトマンガがやけに充実なのもこういう理由?)ますが、読んだ本が痕跡なく数時間で忘れるのはやっぱり寂しいもの。
そこで、読んで勉強になった本は 書籍名とキーワードだけでもメモをしておくのがオススメです。
メモの方法として個人的にオススメなのは、手前味噌なんですがはてなブログで自分だけに公開範囲を設定した、著作権を気にしないオンラインメモブログがあると便利です。はてなが一番レイアウトがシンプルなブログテーマを揃えていますし。スクショのオンライン公開は100%著作権法違反なので絶対にやめときましょう。
私的複製と著作権
Kindleで本を読んでテキストをコピーを一定文字数以上行うとそれ以上はコピーできなくなります。著作権保護のためにも納得です。
私的使用のための複製(著作権法第30条)
自分自身や家族など限られた範囲内で利用するために著作物を複製することができる。ただし、デジタル方式の録音・録画機器等を用いて著作物を複製する場合には、著作権者に対し補償金の支払いが必要。コピープロテクション等技術的保護手段の回避装置などを使って行う複製については、私的複製でも著作権者の許諾が必要。私的使用目的の複製であっても、違法著作物であることを知りながら音楽又は映像をインターネット上からダウンロードする行為は、権利制限の対象から除外される。
著作権については知れば知るほど迷宮入りしてかつ恐ろしく感じるので、スクリーンショットは撮っても極秘でシェアは家族まで、気に入った本はちゃんと買いましょう。
著作権にかかわる注意事項|国立国会図書館―National Diet Library
必要に応じて解約と契約を
Kindle Unlimitedは途中で解約しても、契約期間は変わらずにサービスを利用できます。よって、
②自分で本を買い、購入した本を勉強し尽くす
③再度Kindle Unlimitedに登録、次のステップへ
という使い方も大アリだと思います。お金も時間も有限ですからね!大事に使わないと。
色んな本の乱読&速読にはKindleと比べてタブレット端末がオススメ。


色んなジャンルの本を読むにはタブレット端末がオススメです。
Kindleはどちらかというと買った本をじっくり読むのに適していて、Kindle Unlimitedにはダウンロードも端末からの削除も素早いタブレット端末がピッタリ*4です。
購入した本をじっくり読むのと違い、マンガのようにどんどんページをめくって速読していくスタイルなら、タブレット端末の方が紙の本をめくる感覚に近い反応でサクサク動いてくれます。
特にSONYのXperiaのタブレット端末とKindleアプリの組み合わせでの読書体験は快適の一言に尽きます。
SONY製品はお値段は高めですが、毎日目にしたり手に取る度に幸せを感じるデザインと機能性の高さはその価値有りです。
※ただし、日本国内ではSONYはタブレット端末の販売を終了したそうです😢写真のタブレット端末はドイツで購入したもの。SONYさん、考え直してくれませんかね。
Amazonでも液晶タブレット端末型のKindleを発売していて、お安いものだと新品で6000円以下のものもあるみたいです。
堅牢度などは私は使ってないのでわかりません。
SONYのタブレットはケース無・画面カバー無しで寝落ちでベットから幾度も落としましたがピンピンしてます。
Amazonの広告を見るには自信作の模様。
小さな液晶画面のガラケーに数万円払って時代からエライ速さでこのガジェットの類いは進歩してますね。
タブレット端末がいい理由の一つに、大きな本が読みやすいというのがあります。
今は小説やマンガ以外は全カラーまたは複数色の本 が多く、ムックタイプの書籍も多くあります。
さらに、理系の専門書などはPDFのように固定レイアウトデザインのものが多いので、スマホやKindleではどうしても画面が小さ過ぎるのでタブレット端末またはパソコン画面で読むことになります。


Kindle端末の良さは、読書に集中できるところと、電池の持ちがいいところ、辞書機能や単語帳機能もアプリよりも優れていると感じます。
Kindle端末もタブレット端末のKindleアプリも 両方とも文字の大きさやフォントは自由自在に変えられます。


Kindle端末を買う場合、私は勧められるがままに張り切って一番高いKindle Paper Whiteを買いましたが、正直Kindleは一番安いものでもデザインも容量 洗練されているし、全然問題無いように思います。
ただし、Kindle Paper Whiteはバックライト照明付きなので夜中に本を読みながら寝落ちできるという利点はあります。
Kindleペーパーホワイトは一番売れた電子書籍リーダーだそうです。
そんな読書家でもない私でも持ってますからね。
私個人の経験ではKindleで読んだ本よりもタブレット端末で読んだ本が圧倒的に多いです。
タブレット端末の長時間使用は目に悪いと思われるかもしれませんが、ブルーライトをカットしてくれる無料のフィルターアプリをインストールしておけば快適に読書が楽しめます。
まとめ
Kindle Unlimitedは、6つのコツでお得かつ効率的に使うことができます。
- 「ほしい物リスト」機能を使って本探しの手間を省く
- 本選びはレビュー数や勧められた本を参考に
- 目的を設定すると収穫の多い読書体験に
- 読んだ本はメモ
- 計画的なサービス利用
- タブレット端末
アンリミテッドだから!普段読まない本も読みます✌
*1:大好きな柴犬の本や動物関連の本を読みました。
*2:税金から家計管理、社会保障制度や投資についてゼロから学びました。
*3:自分では買って読まない美容やファッションの本を効率的に学びました。
*4:
KindleとKindleアプリに表示させている本は以下の四冊です。
- Kazuo Ishiguro (著) Never Let Me Go
- 金田一 蓮十郎 (著) ゆうべはお楽しみでしたね(1)
- 岡崎充輝 (監修) 必ず知っておきたい お金の貯め方・使い方
- デービッド・アトキンソン (著) 国宝消滅―イギリス人アナリストが警告する「文化」と「経済」の危機