在独日本人に朗報です!ドイツ国内の大手スーパーチェーンの一つであるPennyがキッコーマンの醤油以外にも日本風食品を扱い始めました。早速、冷凍寿司、わさびスナック、茶そば(風パスタ)の三品を購入したのでレポートします。
ドイツで日本(風)食を気軽に食べたい
海外生活は日本食品への渇望との戦いです。家族連れの世帯ならネット通販や個人輸入という手もアリですが、単身世帯となるとそうもいきません。また、アジアショップは日本で購入するのの二倍から十倍のお値段がします。冷凍納豆などは60グラムで5€します。
しかし!近年の日本食ブームの波がフランスから(おパリにはベルリンと比べ物にならないくらい日本レストランが充実してます。羨ましい😢)じわじわと到達したのか、先日スーパーのREWEでもTaste of Asiaのラインで日本風食品の取り扱いがありました。ドイツのスーパーはどこでもキッコーマンの200mlサイズの醬油は置いていますが、それ以上の日本(風)食は珍しいので早速食レポします。
冷凍寿司
Sushi Boxは既にドイツでも定着していて、サラダボックスコーナーにはたいていスシボックスがあります。しかしその品質たるや 。・゚・(゚`ω´゚)・゚ ・。
一方の冷凍寿司は冷凍なだけあってスシボックスよりも満足度が高いことが多いです。普段買うのはtegutやKauflandですが、Taste of Asiaシリーズで遂にREWEにも登場しました。
こちらそのSushi。
一箱あたり3.99€とお手頃価格で、竹製の箸が一膳、わさび、ガリ、醬油付き。
12貫(240g)、386 kcal、塩分は3.96g。
原産国がタイなところはちょっと気になりますが、成分には酸化防止剤(アスコルビン酸ナトリウム)や安定剤(炭酸ナトリウム)などが含まれるものの、加工食品としては至って普通なので大丈夫そう。


日本文化に遠い人がパッケージデザインをしたと思われる渡し箸(日本的には重大なマナー違反)。「わさび(辛いです)醬油でお召し上がりください」とか「ガリを合間に食べる」とか書いてあります。
解凍は、
室温で2~3時間
電子レンジで1-2分温めた後に室温で15-20分
冷蔵庫で6-8時間
のいずれかを選びます。
解凍した寿司はこんな感じに真空パックに入っています。
真空パックを開封するとこんな感じ。
さらにフィルムを剥がすと、
なんかお寿司っぽいぞ(興奮)!!
左からガリ、わさび、醤油。わさびが珍しく黄緑色に着色されていません。
食レポ
お寿司🍣が12個ですが、その内訳は、
サーモンの握りが2巻
カッパ巻きが3巻、カリフォルニアロール(サーモン、アボカド海苔で白ごま)が3巻
サーモンの巻き寿司が2巻
サーモンとクリームチーズの巻き寿司が2巻
でした。
お味ですが、ドイツで食べた寿司の中では美味しい部類だと思います。お米がアルデンテじゃなくてちゃんと炊けていて、サーモンは解凍だから水っぽいけどそれはドイツで食べるサーモンはどれもそんなもんだし、クリームチーズ入りの巻きにも慣れたし、(日本では絶対に食べないだろうけどドイツでなら)こんなもんじゃない?という感じ。
美味しく頂きました。
茶そば風茶パスタ
Taste of Asiaシリーズその2。「日本スタイルの抹茶ヌードル」。
「抹茶入り麺」とは、茶そばのことかな?と考えながら原材料(ZUTATEN)を見ますと、小麦粉、料理塩、抹茶だけで蕎麦粉は使っていないもよう。
こちらは中国製。日本風中国製パスタ、といったところでしょうか。
中身はこんな感じに一食分がエンゼルパイ大の束になって乾燥されていました。
気になるお味ですが、予想外に美味しかったです。100%蕎麦ではありませんが、ほんのりお茶の香りと苦味のある、歯触りの良い爽やかなパスタ、という感じ。あくまでもイタリアンでした。
わさびスナックミックス
わさびスナックはtegutやLidlなどのスーパーで既に売られていますが、Japanの文字と日本列島(北方領土が欠けてるけど)につられて買いました。
中身はこんな感じ。
全く辛くは無く、 わさびの風味香る甘めのあられという感じでした。子供の頃に食べたパンダのキャラクターの付いたあられの味に似ています(亀田製菓のホームページに行ったものの見つけられませんでした)。
他にも小ぶりの歌舞伎揚げみたいなお煎餅のミックスで、美味しかったです。