Googleアドセンス審査を通過すべく、さまざまなブログを読んで「読みやすいブログとはなにか」を研究しました。
本稿では最後まで読まれる読みやすいブログに共通する7つのポイントを紹介します。
7つの共通ポイント
ブログを見る際はインターフェースの仕様やデザイン、改行や語彙、文字効果やトピックの選定、内容の濃淡などを特に注意して見ました。
Googleアドセンスのある読みやすいブロガーの記事には、
- ブログデザインは見やすく2カラム
- 改行を頻繫に行い、重要な部分の色を変えたりマーカーを入れたりするなどして徹底的に「見やすさ」を重視
- 基本的に丁寧語
- 一文一文が短く、複雑な言い回しをしない。
- トピックは一見すると平凡な日常で経験したこと
- 内容が薄いことでも引き延ばして千字にする
- 書き手の個性はあくまでもスパイスでありメインではない
という共通点があることを見つけました。
なぜ読みやすいのか
ブログのアイコンやヘッダー画像に注力する人はいても、レイアウトはどのブログも例外なく左が本文で右がサイドバーの2カラム構成で統一されていました。
見やすさやクリック広告等の効率を考えれば、2カラムに収束するのだと思われます。
頻繁な改行は特にスマートフォンでの閲覧が楽になります。
マーカーや文字色を変えての修飾は、ブログ記事が基本的に流し読みなので、緩急をつけてくれるので読みやすさの助けになります。
また目次は数は多くなくていいので必ずつけるようにします。
また、ネットとはいえ生身の人間が読むわけですから、馴れ馴れしい言葉遣いや好き嫌いの別れたり誤解を生みやすい方言、粗雑な言葉遣いはしない方が無難です。
読みやすさを考えれば自ずと一文当たりは短く、語彙も平易なものになります。
みんなが書いていることについて書いても、googole検索ではドメインの強いサイトやブログに負けてしまい、固定読者以外には誰にも読んでもらえません。
よってある程度ニッチなトピックを狙うという意味でも、日常のなんてことない事象をネタにブログ記事を書き続けていくという戦略はアリだと思いました。
どんなに平凡なトピックであっても、無理にでもあの手この手で引き延ばして千文字にしてしまえばそれなりに情報を網羅している、つまり記事の質が上がっていました。
加えて、必要以上に「私」を前面に出していない点も読みやすいブログには必要なのかなと思いました。
固定読者はともかく、多くのサイト訪問者は書いた人よりも書かれた内容を求めてやって来たのですから。
例えば、「二児の子供を育てる父親の子育てブログ」ならば文字通り二児の子供をあやす優しいパパのイメージがあればそれで十分なわけで、過剰に方言を出したりトピックとは関係のないうんちくや体験談を開陳されても読み手への利点はほぼゼロに等しいわけです。
更には、「二児のパパ」は幸せそうなので、未だ来ぬ未来に思いを馳せたり興味深く読めますが、不幸を背負ったブログ、とりわけ自分にも十分起こりうる想像したくない未来なブログは正直Ctr+Wでそっとブログページを表示しているウィンドウを閉じたくなります。
もちろん、「面白さで読ませる」「不幸も笑いのネタに変えられる」タイプの方々には存分に表現すればいいのです。けど、凡庸な文才しかもたない私が広告収入を得たいならあくまでもライターXに徹するべきだと思いました。
まとめ
以上の7つの共通点を踏まえると、読まれるブログのためには、
- ブログレイアウトや文体でできるだけ個性の「癖」を無くしてシンプルに
- 文中は改行や修飾を行い視認性を上げる
- 日記のように平凡で何の特別味も無いニッチな話題を体験に基づいてしっかり書き尽くす
ことが大事だと思いました。
参考記事:
【記事を書く際に意識してること】
— SEOくん@月間34万PV (@Khayatoooo) 2018年10月17日
①構成から書く
②結論から書く
③たとえ表現を書く
④音読しながら書く
⑤導入は力入れて書く
⑥読者にやさしく書く
⑦行間を意識してい書く
⑧図解を交えながら書く
⑨吹き出しを入れて楽しく書く
⑩公開してからも修正しつつ書く