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You can, I can, I willって意味らしい。
セルビア人の同僚からもらった。
がんばって!!って言葉とともに。
ロシア語では、ТЫ можеш/Я хочу/я могу かな。セルビア語ではЯがJAなんだね。you can,i want,icanっていう感じかな。てぃもーじぇし、
セルビア人と言ってもハンガリーとのハーフで、パスポートや国籍の事で結構常に悩んでいる。
幼少期にセルビアは紛争状態で主にカナダで育ったからセルビア語、ハンガリー語、英語に堪能だしドイツ語も上手い。
彼、とっても長身で、顔もかっこよく、学歴も一流(ZTH)だし、優しくて、ユーモラスで、万人が好きになるタイプ。
両親とも教授で、インテリだし、いろんなことを知っていて話も面白い。
なんだけど、ドイツ人のボスは露骨に彼のことが嫌い。
嫉妬?ゲイだから差別?
人の心はわからない。
彼はとってもお洒落で、コスメも日本の資生堂が好き。曰く、資生堂は高いけど値段相応の効果があると。
資生堂、こちらでは高級化粧品の扱い。
日本はヨーロッパよりも砂や日差しや風、厳しい気候だから、より強いコスメができた、らしい。
砂って黄砂のことかな?よくわからないけど。
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彼はとっても日本びいきである。
資生堂のコスメが好き、ってのも理由の一つだけど、以前スイスでものすごく頭が良くて勤勉で、とっても控え目でシャイな日本人の先輩がいたらしい。
彼女は他の誰よりも仕事ができるのに、とても自己主張が控え目過ぎて、それに付け込んで彼女の成果を横取りしようとする奴らをセルビア人はボスの前で窘めたことが何度もあったらしい。
その日本人女性、今アメリカらしいよ。世界に羽ばたく大和なでしこ、アメリカで自己主張は上達したのかしら。
(脱線)
私ヨーロッパ来てびっくりしたのが、日本人以外はみんな泥棒だと疑った方がいい、っていうか、人々の狡猾さ!
日本にいる時は、外国人犯罪、特に窃盗なんて、貧しい国・人のすることだと思ってたのよ。
ところがどっこい。
これは本当に人によって、ドイツ、イギリスあたりのいわゆる先進国各国でも泥棒根性たくましいのね。
奴ら、勤勉は恥、って思うところがあって、でも成果は出したい、そうやって自分をスマートな人間に見せたい、って願望があるの。
だから、他人の手柄を平気で横取りしたり、ちゃっかり自分の名前を貢献者リストに加えるように、馬鹿なこと平気ですんの。
恥知らず!意外に(?)中国のとかインドとかの方がそういう点ではプライドあったりするのよ。
(脱線終わり)
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彼が日本びいきな理由のもう一つの理由が、彼の元彼(?)で親友が、日本に1年留学していたらしい。
彼曰く、「日本人は英語を喋ることと、西洋人とコミュニケーションすることを過度に恐れているみたい。でも、みんなとっても礼儀正しくていい人。」
確かに、ヨーロッパの人間は下ネタ全開だからな。
わかるようなわからないような。