りんごの匍匐前進

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インドネシア人がみんな知っている日本の歌:五輪真弓 心の友

中国、インド、アメリカに次いで世界四位の2.6億人の人口を抱える、成長著しいアジアの新興国、インドネシア。

 

インドネシア人と日本人が仲良くなると必ず「歌って!」とリクエストされる五輪真弓さんの歌「心の友」と、インドネシアを知る書籍、徳永裕著の『サクッとまんがでわかる!インドネシア入門』をご紹介します。

 

五輪真弓さん「心の友」

五輪真弓さんの楽曲、「心の友」。五輪真弓さんが1982年に発表したアルバム『潮騒』の中に収録されましたが、シングル化しなかったため、日本では一般的には知られていなかったものの、インドネシアではものすごく有名な歌です。

  

心の友

心の友

  • 五輪 真弓
  • 歌謡曲
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

ドイツで会ったインドネシア人、仲良くなると10人中10人、この歌を歌って!と頼まれます。

 

私はこの歌を知らなかったので、初めて曲名でリクエストされた時は、 ドラえもんのジャイアンの歌かなにかと思ったら違いました。

 

インドネシア人の同僚がいる人、インドネシア出張の予定がある人は是非覚えましょう(⌒∇⌒)。

 

愛はいつもララバイ

旅に疲れた時

ただ心の友と私を呼んで

 

とってもいい歌よね。

 

こんな真っ直ぐな歌を愛して歌い継いでいるインドネシア人って性格がものすごくいいんじゃないかしら。

 

実際、いい加減なところはあるけども家族や友達思いの人が多いです。

 

ユーミンのHello, My Friend. もだけど、本当の愛って押し付けでも強要でも無く寄り添うものなのかな(´・ω・)?

 

心の友、今じゃ私も歌えます、歌詞も見ずに!

 

そしてインドネシアの友人もそれに合わせて歌う、日本語で!

 

なぜにこの歌がそこまで有名なのか、謎ですね。

 

五輪真弓さんと言えば、圧倒的な代表曲は「恋人よ」とかですよね。

 

なんで『心の友』はインドネシアで人気?

 

Wikipedia先生によりますと、

心の友」(こころのとも)は、五輪真弓が1982年に発表したアルバム『潮騒』に収録された楽曲である。シングルカットされず、テレビ・ラジオでの楽曲披露がなかったため日本では一般に知られることがなかったが、1980年代中頃にインドネシアで普及し、第2の国歌と言われるほど世代を超えて日本語で歌い継がれている。

心の友 (五輪真弓の曲) - Wikipedia

 

だそうです!

 

第二の国歌ってすごくないですか!Σ(゚Д゚)。私、嘘言ってないでしょ( ̄▽ ̄)?

 

更にWikipedia情報によりますと、1983年にインドネシア人が五輪真弓さんのコンサートで聞いて感動し、アルバムを現地に持ち帰りラジオで放送うし始め、1985年には大ヒット曲となり、後に中学校の授業の課題曲になったりもしたそうです。

 

インドネシアでの大ヒットを受けて五輪真弓さんは第38回NHK紅白歌合戦で歌唱をしました。

 

また2004年のスマトラ島沖地震でも再度注目が集まったそうです。

 

香港でも八千人規模の単独公演を成功させるなど、国際的な人気のある五輪真弓さん。

 

言われてみれば、確かな歌唱力と情感溢れる表現力はアジアを魅了した歌姫・テレサテンにも通じるものがあるかもしれません。

 

昭和歌謡曲っていいよね、としみじみ思いました。

 

五輪真弓さんと言えば「恋人よ」があまりにも有名すぎますが、他にも名曲揃い。インドネシアでは「心の友」が人気ですが、ベトナムでは「愛の蜃気楼」が「Sa mạc tình yêu」(ベトナム語:「砂漠の愛」)というタイトルで、様々な歌手によってカバーされている人気曲だそうです。

 

そもそもインドネシア人は親日が多い

 

インドネシア人が日本語の歌を皆知っていて歌える事自体が驚きなのですが、それ以外にもインドネシア人はびっくりするくらいに親日家が多いです。

 

インドネシア人と言っても、華僑系やマレー系と実に多種多様な民族や宗教が混在しているので一概にはいえませんが、マレー系のインドネシア人は概して日本に対して尊敬の念や憧れを持っています。

 

ドイツに暮らしていても、私が日本人だとわかるとインドネシア人が嬉しそうに話しかけてきてWhatsApp(インドネシアやヨーロッパで一番普及しているメッセージツール、LINEの世界版)を交換して友達になりました。

 

日本でのインドネシア人がちょっとクールなのは、日本人に合わせているだけかも?

 

インドネシア人の多くが親日なのは、単に日本が「経済大国だから」という以外にも、歴史や国際支援など、先代の日本人達がインドネシアに与えた影響が大きいそう。

 

徳永裕 (著) サクッとまんがでわかる!「インドネシア入門」 

 

徳永裕著の『サクッとまんがでわかる!「インドネシア入門」5時間で東南アジア最大マーケットのイマがわかる - 漫画・図解・データ付き: 2018年最新版 人口2.6億人の若くて巨大な新市場で学ぶ・働く』(Kindle Unlimited*1で無料で読めます)によりますと、

 

インドネシアは16世紀以降はずっとオランダの植民地でした。

 

太平洋戦争のとき、日本侵攻により一時的に植民地支配を脱しますが、日本の第二次世界大戦での敗戦により再度植民地になりました。

 

その後インドネシアは独立のためにオランダと激しい抵抗と戦闘を続け、1949年に独立を勝ち取ります。

 

この独立戦争を一部の日本人兵がインドネシアに残って支援したことから、インドネシア人は日本人に対してとてもいい印象を持っているのだそうです。

 

ドイツで見るインドネシア人は本当に、「日本人の友達ができて嬉しい~!!」みたいな人達ばかりです。

 

インドネシアで会社を営む筆者の徳永さんも、「日本人だから」という理由で信頼して仕事を任せてもらったりしたこともあったみたいなので、先人たちが築いてくれた日本人への信頼を裏切らないようにしたいですね。

 

ちなみに徳永さんの会社⇒会社概要 | PT.Timedoor Indonesia

 

「インドネシア入門」では単なる表層的な統計データや文化や観光入門ではなく、インドネシアで企業して働いた筆者だからこそ書ける、近年の経済動向やビザや就業意識にビジネスマナーなど、インドネシアの多面的な情報が含まれていて興味深かったです。

 

構成は漫画と文章・データや写真が交互に出てくる形式なのでサクッと読めて勉強になります。

 

私はインドネシア人の友達がいるから「インドネシア通」になったつもりでいましたが、まだまだ知らないインドネシアが沢山ありました。

 

年下の者が年上の方に挨拶をする際には、その尊敬の証として、年上の方の手にキスをしたり、額をつけて挨拶をします。 

 

実際に見たことはあっても「何やってんだろ~」くらいにしか思っていなかったことが解説されていて面白いです。

 

書籍中に、五輪真弓さんの「心の友」への言及はありませんでした(笑)。2019年版には是非とも追記しといて欲しいですね。

 

*1:

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