ガラス瓶の金属製のスクリューキャップが詰め替え防止リングから切り離されず開封できなかったのを頑張って開けました。写真付きで解説します。
- ガラス瓶入り金属キャップのオリーブオイルを買った
- 金属キャップがくるくると空回りして開かない
- ゴム手袋を投入するも開かずャップは周り続ける
- ナイフ・包丁を投入するも開かずキャップは周り続ける
- 最終的に缶切りを投入したら空いた
ガラス瓶入り金属キャップのオリーブオイルを買った
大石さんは油はオリーブオイルを普段使いしています。オリーブオイルはドイツの耳鼻科で耳に入れても大丈夫なくらいに安全な食べ物だし*1、サラダにかけるにもピッタリで抗酸化物質が含まれていて健康にもいいのでお気に入りです。
ある日オリーブオイルを切らしたので新しいのを買いました。


購入したのはrealのお安いラインのもので3.99€。原産国は「EU加盟国のミックス」とあります。スペイン、ギリシャ、イタリアあたりだと信じましょう。
金属キャップがくるくると空回りして開かない
同日、かけるだけで料理が魔法のように美味しくなる日本生まれのオランダ産調味料Sojasause(2.39€)もゲットし、さらに好物の牛レバーを買いました。

野菜も切りました。電気釜も加熱開始し、あとは鍋にオリーブオイルを注いで調理を開始するだけです。
しかし、開封しようとオリーブオイルの入ったガラス瓶の金属キャップを回せど回せど一向に開きません。
普通は一周から二周も回せば「ポキ」と音を立てて下の詰め替え防止リングが外れて開封できますが、キャップを回せど回せどキャップがくるくと空回りして開かないのです。家中の道具を試します。
詰め替え防止リングとキャップが繋がっていて、少しも離れる気配が無く、なんなら事前に入っていそうな切り取り線のようなものすらありません。
開かないキャップを回し続けたら手が赤くなってきました。
ゴム手袋を投入するも開かずャップは周り続ける
そこでゴム手袋を装着しました。
これでガラス瓶と金属キャップの両方を滑らずにホールドし、相反する方向に向かって引っ張りながら回します。
しかし、どんなに引っ張ってキャップを回そうとも相変わらず金属キャップはリングと切り離される気配もなければ開く気配もありません。
ナイフ・包丁を投入するも開かずキャップは周り続ける
危険ですがナイフで金属キャップに切れ目を入れる作戦に変更しました。
しかし、刃(ブレード)が意外にも分厚くてうまく切れ込みを入れられません。また、刃が滑って危うく手を切りそうに。
この年末年始に流血騒動を起こしても病院はどこもやっていません。
4€の油のために怪我をするのは嫌だ、でも晩御飯に美味しい牛レバーを食べたい、野菜はもう切ってある*2。。。
最終的に缶切りを投入したら空いた
そして考え付いたのが缶切りです。餅は餅屋、金属を切るのは缶切りの仕事のはずです。
シャキーン
使ったのはドイツやヨーロッパで主流のネジ回転式の缶切りです。似たものをネットで探したらドイツのものでした。
缶切りのように「引っ掛ける」部分はありませんが、刃をスクリューキャップの表面に押し付けて詰め替え防止リングが本来切り離されるべき箇所に傷を付けます*3

傷を一周付け終わったところでキャップをひねると、パリッ

空きました~\(^o^)/
頭の中はパッハベルのカノンの合唱が鳴り響きます。
ランララランラララン♪
ララララララララ♪
そしてQueenのWe are the Championships。
傷を付けるのは カッターナイフでもイケるみたいです。
うちにはカッターが無かった/(^o^)\
久しぶりの牛レバーと醬油は美味しかったです。
スクリューキャップが開かない時は、くれぐれもお手元にはお気を付けて、傷をつけてみてください。包丁は刃が厚いので、刃の薄いカッターナイフや缶切りをなど刃の薄いものを利用するといいと思います。
完