マイナンバーカードやマイナンバー制度って個人情報の扱いが心配?
実際に作ってみたら、とっても便利で、お得、安全なものでしたので紹介します。
マイナンバーカードで便利だったこと
1.確定申告が泣けるくらい簡単で布団の中で完結
私は投資家や個人事業主でもありませんが、NISAや少額の投資信託など金融商品の売買をして収益を得ているため、確定申告をする必要があります。
また、ふるさと納税をしてワンストップ特例制度を申請した後に引っ越しで住所を変更したため、確定申告をする必要がありました。
確定申告には、税務署や特設会場での書類や職員とのやり取り、待ち時間。考えただけでもうんざりです。オンラインで確定申告ができるe-taxはそれらに比べたら遥かに楽ですが、それでもかなり面倒です。
それが!ですよ!
マイナンバーカードとスマホがあれば、面倒な入力がほぼゼロに等しく、カードとカード受け取り時に設定した認証キーで土曜日の朝に布団の中でスイスイと確定申告ができました。さらに後日、還付金も受け取りました。
これは本当に感動しました。私が楽なだけでなく。税務署の職員が今まで忙殺されてた仕事がこんなに楽になったのですから。
2. 引っ越し手続きがとっても簡単
引っ越しをすると、住民票を移して、住民票の写しを500円くらいで発行してもらい、それを片手に年金事務所や各所を訪問して住所変更の手続きが大変でした。
ところが、マイナンバーカードを作ってから、国民年金などとせっせと紐付けていたら自動的に住所変更がなされるらしく、引っ越しの手続きがとっても楽でした。
加えて、マイナンバーカードの右下の水色の欄に新住所が印字されるため、住民票の写しをお金を払って発行されるのを待たなくても、カードを提示すれば新住所の証明に事足ります。マイナンバーカードを作ってからは住民票の写しを取得したことがありません。
3. 身分証明書として最☆強!
自動車免許を持っていない人にとって、身分証明書は悩ましいものですが、マイナンバーカードは最強の身分証明書です。
パスポートは住所部分が手書きのため、単独では住所情報を含む身分証明書としては使えなく、保険証も顔写真がありません。よって、複数のカードや、場合によっては公共料金の領収書なんかを求められる始末でした。
昨今の情勢を踏まえ、社員証や学生証を受け付けないところも増えましたし。
マイナンバーカードは身分証として最強です。
4.マイナポイントが5000円分もらえた!
正直、「マイナポイントなにそれおいしいの?」状態で申請しました。
使えないポイントもらっても困るんですけど、的な。
使えないどころか、5000円分、申請時に登録したクレジットカードにしっかり頂きました。
このマイナポイント、3月中にマイナンバーカードを申し込めば必ずもらえるので、
まだの人はお急ぎください!
セキュリティー面もばっちり
作る前はセキュリティー面に不安があったマイナンバーカードですが、実際に作ると不安は杞憂だったことがわかります。
まず、マイナンバーカードは専用のケースに入っていて、マイナンバーはもちろん、性別すらカバーされて見えなくなっています。なので、身分証明や窓口で提示したからといって、個人情報が不必要に漏洩することはありません。
通知書を手元に持っておくよりもカードを作った方が安全
また、マイナンバーカードを本人以外が用いるには、本人が設定した認証キーなどがなければオンラインでは使えません。
カードは保険証などと違い、写真付きで個人認証されているので他人が使うのは困難です。
ちなみにこの個人認証ですが、ドイツは瞳の色や身長などの生体情報もカードに記載されてます。それに比べたら日本のは生温いなという印象です。
LINEとの連携は保留・見送り中
ただし!つい先日、中国に筒抜けだったというLINEとの連携機能は今のところ利用していません。きちんと調査し解決して欲しいです。
これからの日本に必要なマイナンバー制度
日本は少子高齢化が進み、納税者人口が減っていきます。
よって、行政サービス(役人のお給料、人件費を含む)に使えるお金も減ります。
その一方で、多様化するニーズに、迅速にきめ細かな対応をするために必要なのがマイナンバー制度だと思います。
日本ではマイナンバーカードの申請者数は3000万人を超え、パスポート発行数を抜きました。これからどんどん便利になるマイナンバーカード、オススメです!