はてなブログPROの特典の一つである、「独自ドメイン」をはてなブログPROのまま解除しました。
独自ドメインを失効前に解除してはてなブログドメインを使う利点や解除の方法、解除して実際に起きたこと、対処法などをまとめました。
独自ドメイン取得までの経緯
そもそも独自ドメインoishiiringo7.xyzを取得したのは「世界で一つだけの私のオリジナルサイトを作るんだ♡」という目的のためでは無く、「Googleアドセンスの審査を通過したいから」という目的のためだけでした。
お名前.comさんで独自ドメインを取得し(32円/最初の一年)、Googleアドセンスに応募して無事合格し、目的を果たしました。
ドメイン名の命名はなにも考えず、リンゴ農家でもリンゴスイーツ専門店でもない、リンゴの記事が一つも無いのにoisiiringo7。
何の思い入れも宣伝効果も無いオリジナルドメインが、私のブログのドメインになったのでした。
※ブログを自己ブランド化する、簡潔で覚えやすい独自ドメインを設定すれば対費用効果は十分に得られると思います。
私の旧独自ドメイン↓
色々と考えた結果、このドメイン名はリンゴ農家さんに今後使ってもらえるように手放し、もとのはてな無料ドメインをはてなブログPROで使ってみることにしました。
はてなブログのドメイン↓
https://oishiiringo.hatenablog.com/
独自ドメインを解除した理由
独自ドメインを解除したのにはりんご農家さんに使って欲しいから以外にも理由はあります。
解除した理由その①ドメインの維持費がかかる
oishiiringo7.xyzのドメイン名は始めの一年間は32円でしたが、2年目以降は1,480円、3年目は2,960円、4年目は 4,440円…9年目は13,320円と、ドメインの契約更新料は年々吊り上がります。
たかだか1400円なら払ってもいい気もしますが、上記の通り何の思い入れも宣伝効果も無いドメインを設定してしまった(痛恨のミス)ので、払う価値は無いように思えました。
また独自ドメインを使い続けるためにははてなブログPROを契約更新し続ける必要があります。
解除した理由その②はてなブログ無料版に戻した時に内部リンクが無効になる
はてなブログPROを契約更新をせずに無料版に戻った時は、独自ドメインが強制解除されるので内部リンクが全て無効になります。
現時点での当ブログの質はともかく(;^ω^)、今後は第一には役に立つ情報をあげていこうと思っています。
それなのに、例えば将来PROを解約した場合、ブログ内の相互引用が無効になるのは情報を求めてやって来た人に対して不便かつ不親切ですし、かといって全ての記事の内部リンクを手動で張り替えるのは大変な手間です。
よって記事数が少ないうちに、主導で内部リンクを変えられるうちに独自ドメインでやっていくかはてなブログドメインでやっていくか決めた方がよく、私は後者でやっていくことにしました。
※2019年追記
100記事を達成したら、ドメイン代とはてなPRO代の元は取れたので、独自ドメインを捨てたのはちょっともったいなかったかな、と若干の後悔をしています。独自ドメインを再取得するかは現在考え中。
いざ!はてなブログPROで独自ドメインを解除
操作はとっても簡単です。
外部サイトに行くまでもなく、はてなブログPROの管理画面の「設定」⇒「詳細設定」⇒「独自ドメイン(PRO)」のところのボックス中の現在設定している独自ドメイン「www.oishiiringo7.xyz」を削除して空の状態にし、「変更する」をクリックして保存するだけです。
画像入り手順説明は↓こちらの記事を参照のこと。
保険でアドセンス対策も
せっかく設定したGoogleアドセンスの広告が消えないように、念のためにGoogleアドセンス⇒「設定(ADMIN、歯車マーク)」⇒「自分のサイト」で「サイトを管理」で+マークの青いアイコンを押して「oishiiringo.hatenablog.com」を追加しておきました。
ブログURLははてなブログの「設定」⇒「基本設定」の一番上で確認できます。
独自ドメインを解除してみたらこうなった
Googleアドセンス
⇒大丈夫でした!
内部リンク
⇒Not Found
外部サイトからのリンク
⇒Not Found
Google検索、Yahoo検索
⇒インデックスされたまま、キャッシュは残って記事にアクセスしても「お探しのページは見つかりませんでした(404not found)」と表示されます。
これは後から知ったんですが、Google Search CosoleやBingウェブマスターツールにはサイト移転という項目・機能がちゃんとあるので、手動でガチャガチャといじらずにこれをやるべきだったと思います(後悔)。
サーチコンソールで新しいドメインを登録し、旧サイトのアドレス変更申請をする旧サイトの情報を新ドメインに引き継ぐことができる模様。
はてなスターとブックマーク
みんな消えちゃいました。
独自ドメインを解除した時にすること・したこと
独自ドメインから無料版はてなブログのドメインへの橋渡しページの作成
URL変更の際のへの応急処置としては、オリジナルドメイン.xyzからblog.hatena.ne.jpに中継するページを新設する方法があります。
手順は、
①オリジナルドメインをブログから外す
⇒②新規ブログを作成し、そこにオリジナルドメインを設定する
⇒③新規ブログに「アドレスを移転しました」と移転先のはてなブログドメインのリンクを張り付けて誘導する。
です。
詳しくはこちらの記事にまとめられています↓。
【はてなブログ】独自ドメイン取りやめ、ブログ出戻り、そして転出先案内サイト設置について【独自ドメインのやめ方】 - 勤務医開業つれづれ日記・3
しかしこの方法はあくまでも移転先のトップページへと案内するだけで、個々の記事に自動転送できるわけではありませんし、案内を載せられるのもオリジナルドメインの契約期間内だけです。
よってオリジナルドメインの設定期間が短い(移転案内表示期間が長い)うちに移動しておくのが良いでしょう。
私も旧ドメインhttps://oishiiringo7.xyzで橋渡し的なページを作ってみはしたのですが、上手くいきませんでした。
原因解明に頑張るのもいいのですが、そもそもオリジナルドメインは一ヶ月も使っていないので、大した数の固定読者もいないだろうと思い、単に橋渡しページを削除しました。
はてなブログドメインが独自ドメインに自動転送されてNot Foundになる問題(ブラウザのWebキャッシュが原因っぽい)
↑の橋渡しページを削除しても問題は解決せず、依然としてはてなドメインの
https://oishiiringo.hatenablog.com/
にアクセスしても自動転送でoishiiringo7.xyzのオリジナルドメインに転送され、そこから「Blog is not found」とはてなブログで表示されます。
尚、個々の記事リンクからはちゃんと記事に飛びます。
トップページの
https://oishiiringo.hatenablog.com/だけが旧オリジナルドメインoishiiringo7.xyzに自動転送され、404 Blog is not found お探しのページは見つかりませんでした。
追記:
DNSを設定(下記参照)して一日経っても変わらないのではてなに聞いた所、はてな側からはちゃんと表示されるらしく、「キャッシュを削除したり他の環境を試してみて」とお返事を頂き、キャッシュをFirefoxから削除したら表示されました。どうもお騒がせしましたm(__)m。
お名前ドットコムでのDNSの設定
独自ドメインを設定した時と逆の手続きが必要で、ドメインNavi で DNS 設定で.xyzとhatenablog.comの関連付けを解消する手続きが必要みたい。
詳しくはドメイン Naviガイド | ドメイン取るならお名前.com を参照してください。
以下はいじってみた結果。
①ドメインNaviにログインして、ドメインのDNS関連機能設定に進む。
②解除したい独自ドメインoishiiringo7.xyzとhatenablog.comの状態を有効から無効に設定して削除にチェックを入れる。
状態を無効にする必要があるかはわからないけど、とりあえずやってみた。
③確認。対象ドメインは正しいけど、無効/有効、削除はよくわからないけど何事も試しに。
④
試してみたが、結果はいかに。
追記:
8月15日にブラウザのWebキャッシュを削除して試したところちゃんとトップページも表示されました。
めでたしめでたし。
参考:
【ムームードメイン編】はてなブログの独自ドメインを変更した後にやることリスト - Hatena Blog Theme Custom
ついでに独自ドメインの契約の自動更新がされないように設定しておきました。
お名前.comで取得したドメインの解約方法(自動更新の停止を含む)|WEBSHIRU
使ってもいないドメインのためにお金を払いたくは無いですからね。
全部OFFに設定しました。
ドメインの削除は書面での手続きが必要みたいなので、自動更新をOFFにして自動失効する設定にしました。
それでも来るわ来るはのメールの嵐(;^ω^)。
外部サイトでの登録リンクの変更
- TwitterのプロフィールページURL
- ブログ村ランキング
- FCブログランキング
- ASPやAmazonアソシエイトにへのページ追加※Amazonアソシエイトは最初から独自ドメインではなくoishiiringo.hatenablog.comのようなはてなブログドメインで申請してしまうのも有りだと思います。
-
Google AnalyticsやGoogle Seach Consoleへの登録
GoogleやBingにサイトマップ・URLの送信
URLの登録やサイトマップの再提出等は簡単ですが、既に登録済のURLやキャッシュの削除は操作が面倒なのと、よく読めば正しいGoogleツールの使い方ではないようです。
インデックスに登録されているURLが古くなってしまった場合は、次回のクロール時に古いURLが自動的に削除されます。そのため、 すぐに削除しようとする必要はありません。
URLの正しい削除方法|ツールの使用手順と誤った用法の注意点 | Marketing Native(マーケティング ネイティブ)
よって、放置。
はてなブログの内部リンクの張替
現在の記事36記事中内部リンクがあるのは10前後なので一時間以内に内部リンクの更新は終わりました。
まとめ
- 独自ドメインからはてなブログドメインに戻すと、内部リンク、外部リンク共々に無効になります。
- 独自ドメインの解除自体は簡単な操作ですが、外部サイトの登録変更や内部リンクの張り替えは中々の手間でした。
- 旧ページ(独自ドメイン)から新ページ(はてなブログドメイン)のトップページへの移転ページの開設は可能だそうですが私は上手くいかないのでURLが削除されるまで放置することにしました。
- 最初からオリジナルドメインでやっていくつもりがない人はGoogleアドセンス審査が通ったら早め早めで記事を追加する前にドメインを戻した方がいいと思います。
- オリジナルドメインを設定する場合は、対費用価値のある、ブランド力を強化するようなブログタイトルや内容に直結する良いドメインを考えて選ぶのが良いでしょう。
くまさんのエールを最後に置いておきますね。
ブログは独自ドメインでやれ!
— KUMAP@SEOで月600万PV (@kumapadsense) 2018年8月17日
・無料ブログ使うとURL貰えるけど
・サービス終了したら終わり
・グーグルはパーマリンクに対して評価を与える
・記事でもサーバーでもなくパーマリンクが資産
・パーマリンクさえ残ってれば極論生き返れるの
・パーマリンクは自分で持て
だから #独自ドメインでやれ