電話予約
今日、町の写真屋さんでポートレートというか、Bewerbungsbild、応募写真を撮ってもらった。
ずっと6年前に日本で撮った、背景が青色グラデーションの証明写真を使っていたんだけど、やっぱりそれはよくないと思いまして。
友人の写真がよく撮れていたので、教えてもらい、今日空いているか電話をして尋ねたら、今日は予約も無く、6時までならいつでも来て、とのこと。
化粧・衣装・髪
ということで、普段は薄化粧なのを、今日は久々に念入りに化粧しました!
まぁ、普段ちゃんと化粧しない(こっちでは割に普通。女の人でノーメークとかは結構いる。)から下手なのか、下手だから毎日できないのか。
DHCの化粧下地を塗って肌の色むらを消して、完全に乾かし、
⇒資生堂かどこかのファンデーションを載せ、
⇒コーセーの眉プレート載せて眉毛を書いて、はみ出たところ切って、
⇒バカボンにならないようにチーク載せて、
⇒平たい顔族が少しでも立体感出るようにとハイライト入れて、
⇒主張しすぎない、ナチュラルなピンクのケートの口紅を塗り、ティッシュオフし、さらに紅筆で上唇のラインをしっかり取り、
⇒PN(古いけど、使い切れて無いし劣化してないし発色いいし、ってことでまだ使ってます)のアイシャドウを載せ、
⇒Max Factorのアイライナーでアイラインを入れ、
⇒温めたビューラーでまつ毛を持ち上げこれまたマックスファクターのマスカラを載せた!
髪の毛はワックス等を使っていつもより入念に仕上げた。
シャツにアイロンもかけた。
ここまでするのにゆうに2時間はかかった。
あの、東京に住んでる、特に丸の内OLとかは一体毎日どうやってるんだろう。
夜も、落とすの大変だろうし。
女の人は大変だ。
我ながら、久々にしっかり化粧したら、厚化粧になった!
けど、親族がアマチュアで映画を撮っていた関係で、写真とかカメラで化粧はほぼ飛ぶ、ということを私は知ってたので、あまり気にしない。
写真屋さんへ
写真屋に行くと、電話口の印象よりだいぶ若いお兄さんがいた。
さすが客商売、フレンドリーな口調で、手際よく料金説明をする。
コートをハンガーにかけ、ドレッサーで軽く髪を直し、椅子に座って写真を撮ってもらう。
はい、こっち見て、笑ってー
だけじゃないのね、指示が。
ものすごい具体的なの。
カメラのレンズを見て、
シャツを少し伸ばして、
首の角度をこっちにすこし曲げて、
体を少しこっちに向けて、
背筋伸ばして、
少し顎を引いて、
微笑んで、
しかし目は細め過ぎず、
光が瞳に残るように力を入れて開けて、
などなど。
古典的正面写真からモダンな感じまで、計4パターンとって、コンピューターで確認して気に入ったフォームを決めて、それをさらに8回くらいとって、気に入ったのをちゃちゃっとコンピューター修正(主に髪の毛の乱れ)してもらって、完成。
急いでもいないけど、30分くらいで済みました。
出来上がりは、上場。
デジタルデータのみで、紙媒体無で、30ユーロ。
満足!いい仕事した!
私その昔、日本で髪の毛ぼさぼさ、片目二重片目一重で前歯が微妙に出てる、誰にも見せることが無かった証明写真を、就職説明会に出張サービスのブースで学部時代に作ったことがありまして。
証明写真は、多少遠くても、時間とってスタジオで撮るに限ると学びました。
お化粧、厚化粧だと思ったのに写真ではまるで素顔のように見えます。
それに、やっぱり平たい。。。ドイツ人のに見慣れたからかもだけど、陰影が。。。
まぁ、それなりに賢そうに、可愛らしく撮ってもらえてよかった!
やっぱスタジオで撮る写真は違うわ。
中国人がね、フォトショップ使えばその辺の白い壁の前で撮っても同じだ!とか言うのを聞かないでドイツ人に従っといてよかった✌
餅は餅屋、郷に入っては郷に従え、だね。