りんごの匍匐前進

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派遣から正社員に転職した話【コロナ禍に負けるな】

コロナ禍で景気が落ち込み、就職活動をしても内定が得られなかった若者も多いと思います。彼女彼ら向けに、無職⇒契約社員⇒無期雇用派遣から正社員に転職した私の体験記を書きます。

 

 

内定が無い!

 

私は諸事情あり無職の状態で就職活動をしました。話は反れますが、銀行行ってもどこへ行っても、無職は肩身が狭かったです。日に日に減っていく預金残高も寂しいし、社会から隔絶された感と運動不足で鬱になりそうだったので、平日が休みで面接に行けるし高時給という理由で徒歩4分のスーパーで契約社員としてフルタイムで働きながら就職活動をしました。

 

閑話休題。で、肝心の就職活動ですが、さっぱり上手くいきませんでした。

 

今考えると敗因は、自分の経験や専門とかけ離れた会社を選んでた事が大きいと思います。また、その会社とか業界でやっていけるか自分でも不安でした。そんな曖昧な人は誰も雇いたくないですよね。

 

そんな中、希望職種でスイスイと内定をくれた会社がありました。蓋を開ければ派遣だったんですけどね。

 

正社員だというから入社したらただの派遣だった【無期雇用派遣】

無期雇用派遣とは

東京都内の一等地の有名なタワービルの一室に本社があるその会社は、無期雇用派遣のことを「正社員型派遣」と呼んでいました。

 

無期雇用派遣とは、派遣会社に正社員として就職し、そこから色々な職場に派遣されていく働き方です。

 

普通の派遣は派遣切りに遭ったり、派遣契約が切れると途端に無職になりますが、無期雇用派遣の場合は派遣されていなくても会社から13万円くらいのお給料がもらえます(裏を返せば、働いていない社員の給料が自分の働いた分から支払われる)。


また、1ヶ月分程度ですがボーナスも一応は出ます。


さらに、派遣は3年を超えると派遣先の直接雇用することが法律で義務付けられているため、3年で派遣契約を終了する会社が多く、3年毎に職場が変わりますが、無期雇用派遣の場合は3年縛りがないので、何年も同じ職場で働くことができます。

 

と、こう書くといい事尽くめに聞こえますが、少なくとも私には合っていませんでした。

 

我慢して無期雇用派遣で1年働いて経験と自信を積んだ

 

無期雇用派遣の会社は、無期雇用派遣社員という駒、働き蜂を一人でも多く増やすために、正社員だ、専門職だとおだてます。ですが、一歩社外に出て派遣先に行けばただの「派遣さん」なんです。

 

自分を商品としか考えていない派遣営業の口から出任せの営業トークにヘラヘラと笑顔で合わせ、『顔合わせ』という名の脱法面接を終えて派遣先に就業し、1年働きました。

 

まず、1年働いて良かったことを書きます。


一つは、業界の常識とか感じを掴めたことと、仕事で「派遣さん」に留まらない実績を積んだことで、「自分はこの業界に十二分に通用する」という確証を得たことです。

この自信は、後の転職活動で非常に活かせたと思います。

あと、社会性。働くことは、大変なことですが、本当に、人と仕事から多くの事を学びました。

 

 

次に、1年派遣さんとして辛かった事を書きます。

 

まずは、自分の成果は全て正社員のものになったことです。「派遣は言われた仕事をするのが仕事なのだから当然でしょう」と思われるかもしれません。しかし、私はその範疇を超えて社員が持っていない専門知識、技術、経験を持っていて、主体的に(上司もそれを推奨してました)試行錯誤をして成果を出しました。ところが、その成果を外に出すのはやはり正社員だけの名前ですよ。

その社員はボーナス表彰ありますが私は何もありません。

正直、やってられません。

 

次になんでも派遣会社を挟まなければならないのが嫌でした。


いい大人なのに、派遣会社の営業を挟まなければ派遣先の企業と直接の交渉ができません。定期的に、派遣先に派遣会社の営業が来て、「何か困ってる事は無いですか?」とかいうどうでもいい話をして、その営業が派遣先に報告する。


業務日報という、毎日の勤怠管理を手書きでして派遣先上司から承認サインを毎日もらうのも地味に二等市民感があって嫌でしたね。

それでもって、派遣営業はいい給料もらって我々派遣社員は薄給です。

正直、やってられません。

 

転職を決意してしたこと

 無期雇用派遣を開始してからわりとすぐ、「これはマズい」と思いました。

が、すぐに動くのは得策ではないと考え(行く当てや見込みがあるならば積極的に動くべきだと思います)、策を練り実行しました。

 

まず、日々の業務は着実にこなしました。やってられない、と多々思ったのは確かですが、成果を上げる度に面白い仕事をもらえるようにはなったので楽しくもありましたし。お給料と名誉は比例しませんでしたけどね!

 

職場の人には転職活動をしていることは一切言いませんでしたし、そんな話や素振りも見せませんでした。

 

あとは関連資格を1年間で4つ取りました。


資格は転職活動でいわゆる「士業」でない限りはさほど有利には働かないのは事実だと思います。


しかし、転職活動において資格は案外いい話のネタになるんです。「この資格はどういう資格でどういう目的でどうやって勉強したの?」とか訊かれて、スラスラと答えて感心させられたら儲けもんです。

 

派遣だけど腐らないで仕事に真面目に頑張ってました!仕事への意欲が高いです!というアピールになるのと、ある試験は面接官が見たこともないくらいスコアが良かったので地頭がいいと思われたみたいです。

 

有給休暇は転職活動のために大事に取っておきました。

 

いざ!転職活動。

 

転職活動を始めるにあたり、転職エージェントに登録しました。


履歴書・職務経歴書などは、案外準備が大変です。図書館などから書き方の本なども借りて頑張って準備しました。登録から実際に応募できるまで2ヶ月はかかったと思います。

 

転職エージェントも様々で、アドバイスや紹介企業が的外れな人も多くいます。「自分はこういうことができるからこういう仕事をしたい」という軸をしっかり持って、「自分で」決める事が大事だと思います。

 

職務経歴書も、1年働いただけですが、業界での自分をの価値やできることを客観的に評価でき、具体的かつ説得力のあることが書けるようになっていました。資格も、欄が埋まるだけでもやっぱり無いよりあった方がいいです!

 

面接では派遣会社の悪口はテンコ盛りで程々に喋って、派遣先の企業の悪口は一切言いませんでした。同業他社なので、この判断は正しかったです。

 

ニコニコはきはき頑張って喋ってたら、役員面接まで進み、無事内定を頂けました。

 

内定から入社まで

内定をもらった事を家族に報告したら心から喜んでて、頑張って良かったと思いました。

 

派遣先に報告したら、残念がってたけども喜んでくれました。派遣会社だけが嫌な感じでした。


ブランク期間無く最終日まで働いて、アパート契約と引っ越しは土日に済ませ、翌日に新しい会社に出社という鬼スケジュールを組んだ事が後悔です。本当に疲れた。

 

派遣社員として働いていて満足ならいいと思いますが、不本意だと思っているなら策を練って長期戦で頑張るといいと思います。疲れたらもちろん休んでね。